薬学部生向け・研究室の選び方【研究室配属成功のために重要なポイント】

大学・薬学・京大



こんにちは、てまごんです!

薬学部6年制卒です。

筆者の大学では、4回生から研究室に配属されました。


研究室配属って、将来の進路にも関わってくるので悩みますよね^^;

今回は、筆者が感じた「研究室を選ぶ際に大切なポイント」についてご紹介していきます!

特に薬学部生で、研究室配属について心配されている方に、参考にしていただきたい内容になっておりますm(_ _)m


研究室配属で重要なポイント

研究室配属を成功させるために重要なポイントは、下記の6つです。

①自分の好きな分野を見極める
②成績をキープしておく
③他人の言うことは鵜呑みにしない
④「製剤系」は製薬企業研究職に有利
⑤研究ガチなところはアカデミック研究職に有利
おまけ:研究室訪問時の注意点


順番に解説していきますね。


①自分の好きな分野を見極める



自分は何の科目が好きか?

また、最も苦にならない科目は何か?

1年生の授業の時から、これらを見極めておきましょう。


研究室生活は2年半~3年半ほど続きます。

何年間も、好きでないことを続けるのはしんどすぎます。

研究室に入ってから「自分、この分野好きじゃないかも・・・」とならないように、早め早めに自己分析しておきましょう。


余裕がある人は、実際に研究させてもらうと良い

大学1年生でも、授業やアルバイト等で忙しくなることと思います。

そんな中少しでも余裕がある人は、実際に研究室の扉を叩いて研究に参加させてもらうといいでしょう。

早い時期から研究室に触れておくメリットは下記のとおりです。

・自分の好き嫌いを見極めることで、研究室配属に役立つ
・机上で習う実験手法などを実際にやってみることで、知識の定着度が上がる
・就活で、早めに研究に取り掛かっていた熱意をアピールできる


このように、研究室配属だけでなく、いくつかの大きなメリットがあります。

時間と体力に余裕がある人は、ぜひ先生にメールを送ってみてください。


②成績をキープしておく



成績のいいひとから順に好きな研究室を選べる大学も多いです。

1,2回生のうちから成績をキープしておくと、後々の選択肢が広くなるでしょう。

大学に入ってまで成績に追われるプレッシャーも大きいかもしれませんが、将来の自分がかなり楽になりますよ。

ぜひ、日ごろからの勉強を頑張ってください。


③他人の言うことは鵜呑みにしない



研究室配属が近づいてくると、先輩に話を聞いたり、研究室訪問をして情報を集めていくことになるでしょう。

その際に注目すべきは、先生や先輩が「何を言っているのか」だけではありません。

ぜひ「どんな人が言っているか」にも注意してください。


例えば、「あの研究室は厳しいよ」という言葉だけを聞いて、その研究室を選択しないと決めるのは早いということです。

あなたは一体、研究室に何を求めるのでしょうか。

ゆったり楽しい生活?自分の成長?好きな分野を探求すること?

「ゆったり楽しい生活」を第一に考えている先輩から、「自分の成長」や「好きな分野の探求」に繋がる研究室が厳しいという情報が入ってくるのは当たり前です。

逆に「自分の成長」「好きな分野の探求」を第一に考えている先輩からは、「ゆったり楽しい生活」ができる研究室について「あそこはつまらないよ」という情報が入ってくることでしょう。


要は、自分が研究室に入って何をしたいかを考えた上で、先輩からの情報を鵜呑みにせず客観的に判断した方がいいということです。

間接的に回ってきた情報は多くの人の主観が入っているのでなおさら危険です。


研究室決定は就活と似ています。

自己分析して情報を集め、それらを総合して考え判断する。

ぜひ就活の練習だと思って自分に正直に決めてください!


④「製剤系」は製薬企業研究職に有利

特に6年制薬学部(薬剤師育成コース)の方は、研究室の選択肢に「製剤系の研究室」が入ってくると思います。

製剤系に所属するメリットは、製薬企業研究職に就職しやすいことです。


製剤系の研究室は、薬学部独特の分野です。

つまり、農学部や医学部にこのような分野の研究室はありません。

そのため、就活の競合者が少ないのです。


製剤系に興味のない方は話が別ですが、少しでも興味があって研究職を狙っている方は参考にしてみてください。


⑤研究ガチなところはアカデミック研究職に有利



アカデミックの研究者になりたい人は、ラボでの研究内容や成果が進路に影響してきます。

つまり多くの場合、配属された研究室でやる研究テーマに関連した研究を続けていくことになると思います。

「実績が作れる研究室かどうか」「自分が興味のある分野の研究室か」を念頭に選ぶと良いでしょう。


おまけ:研究室訪問時の注意点



研究室訪問時の注意点は、下記のとおりです。

・教授が直々に話にくるかどうかチェック
・研究室生活について質問すること
・学生の顔色を見る
・器具を見る
・博士課程の学生の数はあまり関係ない
・そのラボのネガティブな点は「察する」しかない
・どんな先生がどんな研究をしているか知っておく



教授が直々に話にくるかどうかチェック

これで、学生に対する興味の有無がわかります。

学生に興味があれば、どんなに偉く忙しい先生でも説明に来て下さいます。

学生に興味のあるラボはたいてい、良くも悪くも、入った後も先生との会話が多くなります。


研究室生活について質問すること

進捗報告会や論文紹介は、何曜日の何時からあるのか。

土曜日もラボはあるのか。

体力がない人やまだ遊びたい人にとっては、土曜日も来なければならないラボはしんどいかもしれません。

逆に、どんどん実験して実績を出したい人にとっては、土曜日も「1人じゃない」環境は心強いでしょう(1人だと心細いし、トラブル時に困ります)。


学生の顔色を見る

目が死んでいたり、訪問した3回生に興味がなさそうなら、自分のことで精一杯な状況にいるのかもしれません。

つまり、たいていこういうラボは大変です。


器具を見る

高そうな機械を自分のラボ独自で(複数のラボでシェアするのではなく)買っているところは、お金があります。

入った後も、お金の問題に実験を邪魔されることはないでしょう。


博士課程の学生の数はあまり関係ない

たまに博士課程の学生の数を見て、研究が盛んかどうか判断する人もいます。

しかし個人的には、博士課程の学生の数は以外と参考にならないのではないかと思います。

博士課程にも色々いて、ネガティブドクター(就活落ちや惰性で学生を続けている人)、外部から来た学生(たいてい内部のことをあまり知らずに来る)も多いです。

必ずしも「その研究室にメリットがあるから進学した」訳ではないかもしれません。


そのラボのネガティブな点は「察する」しかない

先輩や先生は、ネガティブな情報は自分からは話してくれません。

訪問時によく観察して気になったことを、先輩に質問してみるといいでしょう。


どんな先生がどんな研究をしているか知っておく

ラボを全体で見るのではなく、その中のどんな先生がどんな研究をしているか、まで知っておきましょう。

業績の出ているラボに入っても、ついた先生が悪くて業績が付かない人もいます。

ゆるいラボだと思って入っても、ついた先生がたまたま厳しかった、というのもよくある話です。

もちろん、これらの話の逆パターンもよくあります。


よく観察し、考えてラボを決めよう



繰り返しになりますが、ポイントをまとめます。


①自分の好きな分野を見極める
②成績をキープしておく
③他人の言うことは鵜呑みにしない
④「製剤系」は製薬企業研究職に有利
⑤研究ガチなところはアカデミック研究職に有利



この記事が、配属先決定の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m