理系ブラック研究室の見分け方と、入らざるを得ない時の対処法

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こんにちは、てまごんです!

学部時代も院生時代も、いわゆる理系の「ブラック研究室」出身です。

ブラック研究室って、研究が好きでもない限りは「全力で避けたい!」と思いますよね^^;


そこで今回は、「ブラック研究室の見分け方・完全版」を作ってみました。

これから研究室を選ぶ必要があり、ブラック研究室を避けたいと思っている方に、参考にしていただきたい内容になっておりますm(_ _)m


ブラック研究室の見分け方



下記の通りです。


・先生「全員」の人間性を調査する
・先輩と「個人的に」仲良くなる
・【重要】卒業させてくれるかどうか
・コアタイム・プライベートへの干渉
・土日も行く必要があるか
・やばい先輩がいないか
・「夜も電気が点いている所はブラック」は場合による
・【上級者編】研究室で行われている実験について把握する



順番に説明していきますね。


記事の後半では、「もし入ったラボ・チームがブラックだったら」という話もしています。


先生「全員」の人間性を調査する

「教授の人間性を観察しましょう」はよく言われることだと思います。

重要なのは、先生方「全員」の人間性を知ることです。


授業をしてくれる先生なら、なんとなく人間性が観察できるかもしれません。

しかし研究室に入ると、授業をしてくれていた先生が直属の上司になるとは限らないです。


研究室に入って初めて「こんな先生いたんだ」って思うくらい、大学の先生ってたくさんいます。

そして、初めて知ったその先生に付くことになり、結果相性が合わなかった、ということもあります。


気になる研究室があるなら、できるだけ全員の人間性を把握しておきたいところですね。


先輩と「個人的に」仲良くなる

筆者が研究室に関して情報収集している中で、意外と重要だと思ったポイントです。


例えば授業で知り合った先輩に話を聞いても、その研究室の「いい点」しか聞けません。

プライベートで飲みに行ったりしている先輩からは、その研究室の「悪い点」もどしどし聞けます。


先輩の気持ちに立ってみたらわかると思いますが、いたずらに自分の研究室のネガキャンをしてメンバーを減らすようなことはしたくないですよね。

いくらブラックな研究室と言っても、「メンバーが良ければ救われる」ようなところがあるからです。

でも特別仲良くなった後輩には、「本当のこと」を教えたくなります。


つまり、その研究室に関する「真実」が知りたければ、授業や実習などでアプローチするのではなく、プライベートな飲み会などを開いて聞き出すのが一番です。


【重要】卒業させてくれるかどうか

「卒業させてくれないラボなんてあるの?!」と驚かれたかもしれませんが、たまにあります^^;

卒業させない先生の目的は、留年させることで実験人員を確保することです。

こんな悪徳な人間が世の中には存在するのです。


「卒業させてくれない」と噂のラボ、もしくは留年生が多いラボがあれば、要注意です。


コアタイム・プライベートへの干渉

よく「コアタイムが長すぎないかどうかチェックしましょう」と言われますが、これは本当です。

理系で10時〜17時くらいだったら、たぶんホワイトな方なんじゃないでしょうか。


ただし、中にはコアタイムがあって無いようなところもあるので注意してくださいね。

先生だけでなく、先輩にも実態を聞くことが重要です。


また、プライベートに干渉してくる悪質ラボもあります。

筆者は「バイトは週2まで」という謎の制限を受けていました(・ω・)

週2のバイトでどうやって生活していけっちゅーねん。(・ω・)←


就活を自由にさせてくれない、とかも要注意です。


土日も行く必要があるか

中には、土曜日まで行く必要のある研究室もあります。

しかし、お察しの通り理系のラボ生活はなかなかの体力を消耗します。

週休2日取れないのは結構きついです。


体力に自信のない方は、土日も行かなければならないラボは避けたほうがいいかもしれません。


やばい先輩がいないか

先生だけでなく、先輩の存在で悩む人もいます。


自身がラボ畜であり、他人(特に後輩)にもラボ畜を押し付けてくるような人が、たまーにいるのです。


こういう「ヤバイ先輩」の噂はすぐに出回るので、見分けるのは比較的カンタンです。

噂が聞こえてきたら、その先輩がどのラボのどのグループに属しているのかを把握し、できるだけ被らないようにしたいところですね。


「夜も電気が点いている所はブラック」は場合による

よく「夜遅くまで電気が点いているラボはやばい」って言いますが、これは時と場合によります。


電気がついていてもそれほど気にする必要がないパターンは下記の通りです。

・先生だけ残って仕事をしている
・少人数の学生が、どうしてもその時間帯にしかできない実験をやっている
・遅くなった次の日にはコアタイムを短縮してくれる


ただし夜遅くまで電気が点いていて、尚かつ多くの学生が残っている所は、日常的に帰りが遅くなる可能性が高いです。


【上級者編】研究室で行われている実験について把握する

どういうことかというと、「この実験をこの期間で終わらせるということは、相当学生が働かされてるな」というのを察する、ということです。

これは学部生レベルでは難しいかもしれませんが、有用なヒントになります。


もし気になる研究室の論文等を読む機会があれば、

・どの研究グループから
・どの規模の論文が
・どのスパンで出ているか

をチェックするといいでしょう。


あまりにも短期間で大きな論文がバンバン出ているチームは、確かに研究チームとしては優秀かもしれませんが、かなり忙しい可能性が高いです。


もし入ったラボ・チームがブラックだったら



ブラック研究室への対処法をご紹介します。

・ブラック研究室のメリットに目を向ける
・「自分が間違っているかも」とは思わないこと
・アカハラ対策は万全に



ブラック研究室のメリットに目を向ける

「アカハラが横行している」とかなら別ですが、ただ「ブラック」な研究室には、メリットもあります。

研究を頑張りたい人にとっては、”一人じゃない”環境が心強い」ということです。


研究を頑張りたいと思って入った研究室がホワイトだった場合、夕方を過ぎるとみんな家に帰ってしまいます。

そんな時、暗い時間帯に自分一人で実験していたら、すごく寂しいです。

これは友人の実体験です。


一方でブラック研究室だと、暗くなっても学生の誰かがいてくれるので寂しくありません。笑

純粋に、研究を頑張っていたら賢くもなります。

入ってしまったなら、いっそのことブラック研究室のメリットを活かして研究を頑張ってみる。という方向にチェンジしてみるのもアリかもしれませんよ。


「自分が間違っているかも」とは思わないこと

ブラック研究室の常識は、世の中の常識とズレてることが多いです。

・バイトや就活をしていたら文句を言われる
・17時に帰ると文句を言われる
・無理なスケジュールについて来れないと怒られる

などなど。


こんな時、「間違っているのは自分の方かも…」と思ってしまうと、病む原因になります

「おかしいのは研究室の方だ」くらい強気でいることが大事です。


アカハラ対策は万全に

ただ「ブラック」なだけなら上記対策で乗り切れることも多いかもしれませんが、アカハラはまた別の話です。

「ハラスメントだ」「過剰な指導だ」と感じたら、すぐに対処しましょう。


ポイントは下記の通りです。

①まず「それ、アカハラですよ」と指摘する
②記録を撮る



①「それ、アカハラですよ」と指摘する。

これは、アカデミック研究者に古い体質が残っており、自分がハラスメントをしている自覚がないことを気づかせる目的です。

人によっては一度は嫌な顔されるかもしれませんが、そこで負けないことです。


実際に「先生、それアカハラですよ」と言って教授を牽制している友人がいましたが、効果はバツグンでした。

それ以降、実験の無理強いはして来なくなったそうです。



それでも続くようなら、②記録を撮る。です。

ボイレコ買ってもいいですし、メールで送られてくるならそれらは全て取って置きましょう。

日記みたいな記録を付けてもいいらしいです。

何をどうされて、自分がどう感じたかを詳細に記録しましょう。


ブラック研究室の見分け方



繰り返しになりますが、ブラック研究室の見分け方は下記の通りです。

・先生「全員」の人間性を調査する
・先輩と「個人的に」仲良くなる
・【重要】卒業させてくれるかどうか
・コアタイム・プライベートへの干渉
・土日も行く必要があるか
・やばい先輩がいないか
・「夜も電気が点いている所はブラック」は場合による
・【上級者編】研究室で行われている実験について把握する



ブラック研究室に入らざるを得なくなった時の対処法は、下記の通りです。

・ブラック研究室のメリットに目を向ける
・「自分が間違っているかも」とは思わないこと
・アカハラ対策は万全に




皆さんの研究室生活にエールを送って、終わりにしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m