研究室が辛いなら、とりあえず2週間休んでみるといい
こんにちは、てまごんです!
大学4回生~大学院博士課程1年生の途中まで、3年半ほど研究室に所属していました。
研究室は閉ざされた狭い世界だけに、様々な問題が起こりがちですよね。
筆者も悩んで不登校になりかけた過去があります^^;
同じように研究室がつらくて悩んでいる学生さんは多いのではないでしょうか?
今回は、「研究室が辛くなったときの有効な対処法」についてご紹介します!
研究室関連で悩んでいる方に、参考にしていただきたい内容になっておりますm(_ _)m
研究室が辛いなら、とりあえず2週間休んでみるといい

いきなりですが結論です。
研究室がつらくなったら、とりあえず2週間休みましょう。
なぜ休む必要があるのか?
休み方は?
2週間も休んで大丈夫?
順番に解説していきますね。
なぜ休む必要があるのか?
研究室に所属している方は、比較的真面目な人が多いのではないかと思います。いろいろな理不尽に出会い、それを真面目に受け止めすぎて疲れていることと思います。
疲れていると、下記のような弊害が生じます。
・実験がうまく進まなくなる
・人間関係がおっくうになる
・うつ状態やうつ病になる可能性がある
つまり、研究室全般がうまくいかなくなる可能性があるだけでなく、日常生活にまで影響を及ぼす可能性が考えられます。
「休むなんて甘えでは?」
「みんなも頑張っているし・・・」
「もうちょっと頑張れる!」
そんなふうに自分を追い込まずに、ぜひ休む勇気を持ってください。
休み方は?
研究室を確実に休める方法があります。「心身ともに限界が来たので、2週間お休みをいただきます。細胞やマウスのお世話をお願いいたします。」
このようにメールを打って、指導教員に送ります。
返信は読まなくて大丈夫です。
「そんな強引な方法でいいの?」
と心配されるかもしれませんが、これが最も有効で安全です。
というのも、生半可な方法では引き止められて休めなくなる可能性が高いからです。
また、自分自身でもなんだかんだと理由をつけて辛い研究室に行き続けてしまう可能性が高いです。
自分自身にも他人にもケジメをつけるために、多少強引なくらいがちょうどいいのではないかと思いますよ。
2週間も休んで大丈夫?
2週間って、じつは丁度いい長さの休息です。休息が短すぎると心身ともに回復しきれない可能性があります。
また、長く休みすぎると進級できない可能性がありますが、ぱたりと2週間休むとむしろ心配されることが多いです。
万が一それで留年にさせようとする・復帰時に怒るような人は相当問題ありなので、学部長や学校のメンタル相談窓口に行きましょう。
ただし、学校によっては出席日数等が決まっている場合があります。
2週間は1つの目安ですが、規則に注意して休む長さと頻度を決めてくださいね。
研究室が辛いときに大切なこと

「研究室が辛いなぁ」
「しばらく休もうかなぁ」
と思っている方に最も大切なこと。
それは、「自分を責めない」ということです。
筆者も先生との性格の不一致や、成果が全く出ないことに悩みました。
あの時は自分に非があると思って頑張り続けていましたが、それが限界を迎える最大の要因だったと思います。
悩んでいる人は全て自分のせいだと思うことだけは避けてくださいね。
ほとんどの場合、教育システムや指導者、メンタルケア不足に大きな問題があります。
早々に留年・休学・退学を検討する前に、まず2週間だけ休んでみることをおすすめします。
それでも体調が回復しない場合には、休学や退学を検討しましょう。
どうしても留年・休学・退学する必要が出たら

一番大切なのは、前述の通り自分のせいにしないことです。
京大でも毎年一定数の留年・休学・退学者がいるということは、明らかに教育・相談システムの方にも問題があります。
筆者も大学院を中退し、一般的な就職ルートから外れていますが、退学で人生詰むわけではありません。
休んでいる間は、休養に専念すること。
気持ちに余裕が出てきたら、勉強を始めるといいでしょう。
資格勉強でもいいし、アートなど自分が興味のあることでも良い。
ボランティアに参加するでも良いです。
要は、社会に復帰しようとする時に「休養時には何をしていたのか?」と質問されると思いますが、その対策です。
何もしていないと答えると印象が悪いので、自分の興味を具体的な形・実績で残すことをおすすめします。
個人的には、アフィリエイトやYouTube、プログラミングなどで稼ぐ術を学ぶのもおすすめです。
これからはSNS等のネットやITの世界を攻略できる人が生き残れる時代になるとも言われています。
最初は副業・趣味がてら、勉強してみるといいでしょう。
まとめ

・病んでも絶対自分のせいにしない
・とりあえず2週間休んでみる
・どうしてもダメなら休学や退学を検討
・休養後は勉強
この流れがいいのではないかと思います。
筆者も、「大学院で、このままやっても成果が出ないことを悟り病む→退学→しばらく休養→ネットビジネスと福祉サービスの勉強・実践」というルートを辿っています。
一見エリートコースからは外れてますが、楽観的に・自分のやりたいことに正直に生きてると何でも楽しくなってきますよ。
考え方次第で人生の色は変わってきます。
みなさんの、そして自分自身の明るい未来を祈っています!
最後までお読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m