【比較】東大に落ちた現役時代の過ごし方・京大に受かった浪人時代の過ごし方
こんにちは、てまごんです!
現役時代、東大を受けて落ちました。
1浪して、京大に合格することができました。
改めて振り返ると、この2つの期間には「合否を分けるポイント」がつまっていると感じたので、今回はそれぞれの過ごし方を比較してみたいと思います!
大学受験生の皆さんに、参考にしていただきたい内容になっておりますm(_ _)m
合否を分けた過ごし方
下記のとおりです。【勉強方法】
・現役時代→基礎を疎かに、応用問題ばかり
・浪人時代→基礎に集中
【友人】
・現役時代→1人で勉強
・浪人時代→仲間と勉強
【環境】
・現役時代→軍隊のような環境
・浪人時代→自分に合った自由な環境
【受けた大学】
・現役時代→自分に合ってない
・浪人時代→自分に合っていた
順番に解説していきますね。
【勉強方法】の比較

・現役時代→基礎を疎かに、応用問題ばかり
・浪人時代→基礎に集中
現役時代は、応用問題ばかりやっていました。
というのも、学校の方針が「1,2年生で基礎を固め、3年生で応用に強くなる」というものでした。
筆者の場合、1,2年生は部活に明け暮れた日々だったので、基礎ができていないまま応用問題に突っ込んでしまったんですね。
今思えば、学校のカリキュラムを無視してでも基礎問題を固め治すべきでした。
浪人時代はその反省を活かし、応用問題には手を付けず基礎問題ばかりやっていました。
具体的には、高校で使っていた問題集を「1年生の分から順に」解きなおしました。
しかも、1冊5回ほど繰り返して解きました。
同じ難関大学コースの友人からは「今さらそんなことやってるの?」と心配されることもありましたが、結果的にはその作戦が功を成して合格することができました。
現役時代を振り返っても、難関大に合格した人たちの共通点は「基礎を徹底していた」ことだと思います。
常に学年1位で東大に現役合格した子も、学校で使った基礎問題集を最低4回はやったと言っていました。
【友人】の比較

・現役時代→1人で勉強
・浪人時代→仲間と勉強
現役時代は友達がいなかったので(笑)、常に1人で勉強していました。
浪人時代は気の合う仲間に恵まれ、よく一緒に勉強しました。
一緒に勉強する友人がいるメリットは「気軽に質問できる」ことだと思います。
1人だと、質問する相手が先生しかいません。
先生相手だと、「こんな基礎的なことを今さら聞けない・・・」と躊躇し、無駄に時間が過ぎ、最終的にはわからないまま放置してしまうことになりました。
一方で一緒に勉強できる友人がいると、基礎的なことも聞きやすいし教えてくれます。
今の受験生はスマホを持っている方も多いと思いますので、Google先生に聞けばわかるかもしれません。
筆者の時代はまだスマホが普及していなかったので、気軽に自分で調べることができず「友人同士で教えあう」が普通だったことも、背景にあるかもしれません。
【環境】の比較

・現役時代→軍隊のような環境
・浪人時代→自分に合った自由な環境
現役時代はかなり真面目な進学校だったので、まるで軍隊のように朝から晩まで席に座って勉強しました。
浪人時代はとても自由な雰囲気で、出席確認もゆるいので「自分に必要だと思う授業」だけ受けて自習していました。
筆者がADDであることも関係しているかもしれませんが、1日中座っていなければならない環境は合っていませんでした^^;
授業を受けたり、自習したり、自習場所を変えたりできる、浪人時代の予備校は、落ち着きのない筆者には気分転換になってとてもよかったと思います。
合格のためには「自分に合った環境で勉強する」ことも重要な要素かもしれません。
【受けた大学】の比較

・現役時代→自分に合ってない
・浪人時代→自分に合っていた
結論を言うと、東大の問題傾向は筆者に合っていませんでした。
浪人することになって京大の問題を見たとき、「こっちの方が解きやすい」と思いました。
当時、東大はスピード重視、京大はじっくり解く傾向だったのですが、後者の方が筆者には向いていたんですね。
自分に合わない問題傾向の大学を受けるのは、とてもハードルが高いです。
色々な大学の問題を見てみて、「こっちの方が解きやすそうだな」と思ったら、そちらにシフトするのも大いにアリだと思います。
大学の入試問題と受験生の間にも、相性がある、と言えるかもしれません。
まとめ

繰り返しになりますが、再度まとめです。
・最重要は基礎固め
・できれば友達と勉強する
・環境も受験先も、自分に合ったものを選ぶ
皆様が、自分に合った大学に合格できることをお祈りしています。
最後までお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m